「楽天銀行って実際どうなの?」
「ネット銀行って手数料とか金利、本当にお得なの?」
そんな疑問に、楽天銀行を家計のメイン口座として7年使い続けてきた私が、2026年最新の情報で答えます。
先に結論から言うと——
楽天証券とセットで使う前提なら、楽天銀行は今もっとも「資産形成向き」のネット銀行です。
ただし、条件を満たさずに使うと手数料面でむしろ損をするケースもあります。この記事ではメリットだけでなく、デメリットと「向かない人」も正直に書いていきます。
楽天銀行はこの1年で大きく進化した
まず知っておいてほしいのが、楽天銀行は直近1年ほどで立て続けに「改善」が入ったことです。
- 2025年7月: 銀行機能の利用状況に応じて普通預金金利が最大年0.44%まで引き上げ
- 2026年1月: マネーブリッジ優遇金利の適用上限が300万円→1,000万円に大幅拡大
- ハッピープログラムが取引件数でもランクアップ可能に(残高が少なくても上位ランクを狙える)
数年前の「ネット銀行はどこも似たり寄ったり」という常識は、もう古くなっています。口座数も1,800万口座を突破し、ネット銀行では国内最大級です。
メリット①: 普通預金金利が年0.38%(マネーブリッジ)
楽天銀行最大のメリットがこれです。
楽天証券と口座を連携させる「マネーブリッジ」を設定するだけで、普通預金金利が以下になります。
| 残高 | 金利(税引前) |
|---|---|
| 1,000万円以下の部分 | 年0.38% |
| 1,000万円超の部分 | 年0.32% |
設定は無料、一度やれば放置でOK。メガバンクの普通預金と比べると、同じ「置いておくだけ」でも受け取る利息がまったく違います。
しかも2026年1月から優遇の上限が1,000万円まで広がったので、生活防衛資金をまとめて置いておく口座としても十分機能するようになりました。我が家も生活防衛資金の置き場所はここです(いくら置いているかは、考え方を生活防衛資金の記事で解説しています)。
さらに、口座振替(クレカや公共料金の引き落とし)などの利用条件を満たすと最大年0.44%まで上がります。ただ、正直なところ細かい条件を全部追う必要はなく、「マネーブリッジの0.38%が実質のベースライン」と考えておけば十分です。
まだ楽天証券の口座を持っていない方は、つみたてNISAは楽天証券がいい理由もあわせてチェックしてみてください。
メリット②: ハッピープログラムで手数料が無料に(改定で使いやすくなった)
楽天銀行には「ハッピープログラム」という無料の優遇プログラムがあります(※エントリー必須。口座開設したら真っ先に登録してください)。
ランクに応じてATM手数料が月最大7回、他行宛振込手数料が月最大3回まで無料になります。
以前は「残高がないとランクが上がらない」のが弱点でしたが、現在は公共料金の口座振替や楽天証券での取引などの「取引件数」でもランクアップできるようになりました。共働き家庭なら、クレカ引き落とし・保育料・光熱費などをまとめるだけで自然に件数が積み上がります。
また、給与受取口座に設定するだけで他行宛振込手数料が月3回無料になる特典もあります。夫婦どちらかの給与振込先にしておくのが手っ取り早いです。
メリット③: 楽天経済圏との連携(SPU・ポイント)
- 楽天カードの引き落とし口座に設定 → SPU +0.3倍
- 給与・賞与・年金の受取 → SPU +0.2倍
- 振込・口座振替などの取引ごとに楽天ポイントが貯まる
- 貯まったポイントは振込手数料の支払いにも使える
楽天市場をよく使う家庭なら、銀行を楽天銀行にするだけで買い物の還元率が上がります。
メリット④: コンビニATMで24時間使える
セブン銀行・ローソン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行など全国約10万台の提携ATMで入出金できます。セブン・ローソンならカード不要の「スマホATM」も使えるので、財布を忘れてもスマホだけで出金できます。地味ですが子育て世帯にはありがたい機能です。
デメリット①: ランク条件なしだと手数料で損をする
正直に書きます。ハッピープログラムのランクが低い(取引も残高もない)状態だと、ATM出金のたびに220〜275円、3万円未満の入金にも手数料がかかります。
「口座だけ作ってたまに使う」という使い方なら、無条件で手数料無料回数がつく他のネット銀行のほうが向いています。楽天銀行は「メイン口座として集約して使う」ことで真価を発揮する銀行です。
デメリット②: 実店舗がない・振込無料回数は最大3回
窓口相談はできません(手続きはすべてアプリ・Webで完結します)。また他行宛の振込無料回数は最上位ランクでも月3回までなので、毎月何件も他行に振り込む人には物足りないかもしれません。
こんな人におすすめ
- 楽天証券で新NISA・つみたて投資をしている(これから始める)人
- 楽天市場・楽天カードなど楽天経済圏を使っている人
- 生活防衛資金を「安全に、でも少しでも有利に」置いておきたい人
- 給与受取・クレカ引き落としなどをメイン口座に集約できる人
逆に、楽天のサービスを一切使わない人・窓口相談が必須の人には向きません。
まとめ: 楽天証券とセットで「資産形成の土台」になる銀行
我が家は7年間、楽天銀行を「お金の入口と置き場所」、楽天証券を「増やす場所」として使い分けてきました。給与が入る → 生活費とつみたて投資に自動で流れる → 残りは0.38%で待機。この仕組みを一度作ってしまえば、あとは家計が半自動で回ります。
口座開設は楽天証券との同時開設が断然おすすめです。マネーブリッジの設定まで一気に終わらせられます。
楽天証券との同時開設がおすすめです
※金利・手数料等は2026年7月時点の情報です。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。