NISAと現金、どのくらいの割合で持つ?夫婦で意見が合わないときの決め方【子ども3人の共働き家庭】

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「夫はNISAに早く満額入れたい。私は現金をもっと持っておきたい」

「投資を主にするのは、やっぱり怖い」

NISAと現金をどのくらいの割合で持つか。夫婦で考えが違って、話が進まない家庭はとても多いと思います。

先に結論を言うと、割合で悩むより「順番」で決めるのがおすすめです。順番が決まれば、割合は自然に決まります。

この記事では、子ども3人の共働き家庭のわが家が、現金と投資の分け方をどう決めているかと、夫婦で考えが違うときの話し方をまとめました。

この記事でわかること

  • 現金と投資は「割合」ではなく「順番」で決める
  • わが家の現金の持ち方と、その理由
  • 夫婦で意見が合わないときの話し方
  • 投資が怖いと感じる人に伝えたいこと

現金と投資は「順番」で決める

わが家の決め方はシンプルです。

  1. 生活防衛資金を現金で持つ(急な出費や収入減に備えるお金)
  2. 数年以内に使う予定のお金を現金で持つ(入学金、車、家電の買い替えなど)
  3. それ以上のお金は投資に回す

「現金何割、投資何割」と先に決めようとすると、正解がないので話がまとまりません。でも「①と②は絶対に現金」と決めておけば、残りを投資に回すことに不安は少なくなります。

現金で持つ分が決まっているので、相場が下がっても生活は困りません。だから、投資のお金を慌てて売らずにすみます。

生活防衛資金は「自分が心地よいライン」で決める

①の生活防衛資金をどのくらい持つかは、家庭によって大きく変わります。

  • 会社員や公務員で収入が安定していて、資産もそれなりにある家庭なら、一般的には生活費の半年〜1年分あれば十分
  • 自営業など収入が変動しやすい家庭は、多めに持っておくと安心

さらに、共働きかどうか(収入源がいくつあるか)、すでに持っている資産、夫婦の年齢、子どもの数や年齢によっても、ちょうどいいラインは変わります。

わが家は、夫婦とも収入が安定していて、資産も増えてきているので、現金はあまり多く持たず、その分を投資に回しています。ただ、正直に言うと、現金の割合をもう少し上げてもいいかなと感じていて、これから調整しようと考えています。

大事なのは、自分が心地よいと感じるラインを見つけること。一度決めたら終わりではなく、途中で修正しても全然いいと思っています。目安の考え方は、こちらで詳しくまとめています。

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夫婦で意見が合わないときの話し方

わが家の場合:妻が任せてくれている

わが家は、家計管理と投資を妻が私に任せてくれているので、大きくすり合わせをしたことはありません。

任せてもらえている理由は、3つあると思っています。

  • リベ大(両学長)に出会ってから、お金の知識を学び続けてきたこと
  • 2019年から投資を続けて、結果が少しずつ見えてきたこと
  • 妻がお金を使いたいときは「使ったら」と言って、使い道を制限していないこと

投資する側が「お金を使わせない人」になると、相手は投資そのものに不安を感じやすくなります。使うお金を我慢させないことは、意外と大事だと感じています。

考えが違う夫婦が、まず話したい4つのこと

  1. 「怖い」という気持ちを否定しない:怖いと感じるのは悪いことではありません。その気持ちがあるから、無理な投資を防げます。
  2. 順番のルールを一緒に決める:「生活防衛資金」と「数年以内に使うお金」は現金。この2つを夫婦で具体的に決めると、話がまとまりやすくなります。
  3. 心配な側に合わせて、現金を少し厚めにする:最初は不安な人に合わせて現金を多めにして、慣れてきたら見直せば大丈夫です。
  4. 少額から始めて、一緒に経過を見る:家計簿アプリで資産の動きを夫婦で見られるようにしておくと、「何が起きているか分からない不安」が減ります。

わが家は家計簿アプリのマネーフォワードMEで、銀行・カード・証券をまとめて見られるようにしています。

投資が怖いと感じる人に伝えたいこと

「投資が怖い」というのは、多くの場合「お金が減るのが怖い」ということだと思います。

投資なので、減ることはあります。でも、減るかもしれないリスクを受け入れるから、リターンがある。それが投資です。

長い歴史を知ると、怖さが小さくなる

私が投資を続けられているのは、長い歴史を知って腹落ちしているからです。

  • ジェレミー・シーゲルの『株式投資』が示す約200年の資産別リターンでは、株式が長期でもっとも大きく伸びてきた
  • 米国株は、長く持ち続けるほどマイナスで終わった期間が少なくなり、15〜20年以上の長期ではほとんど見られない(過去が未来を保証するわけではありません)
  • トマ・ピケティが示した「r>g」のように、歴史的に見て、資産から得られる収入の伸びは、働いて得る収入の伸びを上回ってきた
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預金だけでも「減る」ことがある

もうひとつ大事なのが、インフレです。

預金は額面が減らないので安全に見えます。でも、モノやサービスの値段が上がれば、同じ金額で買えるものは減っていきます。数字は同じでも、お金の価値は下がっているんです。

世界の歴史は、基本的にインフレの歴史です。日本の過去30年のようなデフレのほうが、むしろ珍しい状態でした。物価が上がっていく時代に、預金だけでお金を持ち続けることにもリスクがあります。

コロナショックのときに感じたこと

2020年のコロナショックのとき、わが家はまだ投資を始めて間もなく、運用しているお金も少なかったので、損失も小さく済みました。「いずれ回復するだろう」と比較的楽観的に見ていて、実際に米国株は半年ほどで元の水準まで戻りました。長く続く暴落ではなかったので、あまり気にならずに積立を続けられました。

最初から大きな金額で始めていたら、同じように落ち着いていられたかは分かりません。だからこそ、怖いなら少額から始めればいいと思っています。

怖いのは、知らないから

投資が怖いと感じる一番の理由は、知識や歴史を知らないことだと思います。私自身もそうでした。

少額から始めて、時間をかけて経験値を積んでいく。相場が下がる経験も、少額のうちにしておく。そうすると、少しずつ怖さは小さくなっていきます。

少額から始めるなら、証券口座と銀行口座をセットで

わが家が使ってきたのは、次の2つの組み合わせです。銀行と証券口座をつなげておくと、毎月の積立が自動で回り続けます。

  • 楽天証券+楽天銀行(クレカ積立は楽天カード)
  • SBI証券+ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行。クレカ積立は三井住友カード(NL))
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まとめ:割合ではなく、順番を夫婦で決める

  • 生活防衛資金と、数年以内に使うお金は現金。それ以上を投資に回す
  • 生活防衛資金の目安は家庭ごとに違う。自分が心地よいラインを見つけて、途中で修正してもいい
  • 夫婦で意見が違うときは、怖い気持ちを否定せず、順番のルールを一緒に決める
  • 投資する側は、相手が使うお金を我慢させない
  • 怖いなら少額から。経験と知識が、怖さを小さくしてくれる

現金と投資の分け方に、全員に共通する正解はありません。でも「何のためのお金か」で順番を決めれば、夫婦で納得できる答えは見つかります。

NISAとiDeCoの順番で迷っている方は、こちらも参考にしてください。

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これから資産形成を始める方へ

わが家が2019年から実際に使ってきた答えは、「証券口座と銀行口座をセットで選ぶ」です。迷ったら、この2つのどちらかで大丈夫です。

  • 楽天証券 + 楽天銀行 + 楽天カード
  • SBI証券 + ドコモSMTBネット銀行 + 三井住友カード(NL)

2027年1月から始まるこどもNISAも、親と同じ証券会社にそろえると管理がぐっとラクになります。

2社の違いや選び方は、ネット証券おすすめランキングにまとめています。

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