投資を始める時は何に投資すればいいかわからないですよね。
では投資初心者の私たちはいったい何に投資すればいいか考えてみました。
結論はS&P500指数に連動した投資信託(ETF)に長期投資するのがいいです。
僕は最終的に
☑️S&P500指数連動の投資信託
・イーマクシススリムS&P500
・SBI・V・S&P500
☑️全米株式指数に連動した投資信託
・SBI・V・全米株式インデックスファンド
・楽天全米株式インデックスファンド
は、正確にはS&P500指数連動ではないですがほぼ同じです。
リターンもほぼ同じなのでどちらにするかは好みで決めて問題ないです。
本記事では、”なぜ投資初心者の私達はS&P500指数連動の投資信託(ETF)に長期投資するのがいいか”まとめました。
☑️本記事の内容
・S&P500の概要
・S&P500(米国株)に長期投資する理由3選
☑️本記事でわかること
S&P500はアメリカの大型株である500銘柄で構成された株価指数
S&P500は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出しているアメリカの代表的な株価指数です。
アメリカの代表的な500名柄すべてに投資するということです。
代表的な500銘柄の上位10社は以下です(2021年10月29現在)
*GICS®セクターに基づく
2021年10月29日現在
出典:S&P Global
・Microsoft
・Apple
・Amazon
・テスラ
・Alphabet(グーグル)
・Facebook(メタバースに社名変更)
時価総額加重平均とは
時価総額が大きい会社ほど投資割合を大きくして投資する
時価総額が小さい会社ほど投資割合を小さくして投資する
マイクロソフトやアップル、アマゾンみたいな大きな会社にはたくさん投資して、小さい会社には少なく投資するよということです。
指数とは
ざっくり言えば色んな会社の株価の平均。インデックス(指数)です
☑️インデックスの種類
・日経平均(225社)
・トピックス(日本全体)
・S&P500
・ダウ
・ナスダックなど
インデックスとは指数に連動するように買う、指数全体を買うということです。
・日経平均なら日本の225社の全部の株価の平均(指数)
・S&P500ならアメリカの大型株500社の株価の平均(指数)
に投資するようなものです。
個別株とは任天堂やトヨタ、ソフトバンクなどの株を買うということです。
各企業ごと一1社1社に投資するということです。
仮に日本の個別株、500社へ投資しようと思ったら、ものすごく手間もかかります。
また基本100株単位なので莫大な資金が必要です。
個別株は将来が読みづらいため難しいです。
再現性が低く中上級者向けです。
どんな大手でも不祥事や、倒産、災害リスクなどがあり株価がどうなるか予想しづらいです。
その点インデックスは比較的将来が読みやすいです。
再現性が高く初心者向けです。
なぜならアメリカ全体や世界全体は今後も人口増加が見込めるだろうな
どこの企業が成長するかはわからないけど世界全体は経済成長するだろうなと予想しやすいからです
仮に、
S&P500に100万円投資し1社が倒産しても単純に0.2%の2000円が減りますが
またアメリカのほぼ全部の会社に投資するインデックス(指数)にVTIがあります。
VTIはアメリカの代表的な500社以外の中小型株にも投資するインデックスです。
初心者には個別株投資より断然インデックス投資がおすすめです。
投資は大きく勝ちにいくより負けにくい投資を選ぶのが大切。
市場から退場せず長期投資し続けるのが重要です。
長期で投資し続けるのに最適解はS&P500連動の投資信託に最低でも15年以上長期投資するのが最適解といわれています。
S&P500(米国株)に長期投資する理由3選
①長期で見ればずっと右肩上がりだから
②今後も人口増で経済成長が見込めるから
③法整備がされていて株主還元意識が高いから
なぜ初心者は日本やその他の国ではなく、S&P500の米国株に長期投資するのがいいのでしょうか。
理由①長期で見ればずっと右肩上がりだから
下記は、S&P500の1921年〜2021年までの80年間のチャートです。
出典:ヤーデニリサーチ
・約80年間にわたり右肩上がり
・1940年代は10ポイントだったのが4500ポイントオーバー(2021年11月6日時点)
短期ではマイナスの年があったり、リーマンショックなどの〇〇ショックで数年間下落局面もあります。
少なくとも15年、20年以上の長期で見れば回復して右肩上がりになっています。
右肩上がりということは買って持っておけばいいという投資ができます。
下記は過去30年のS&P500と日経平均を比較したチャートです。
出典:マネックス証券
S&P500インデックスの過去30年の年率平均リターンは、9.9%(円ベース)でした。
10年で21.1%、20年でも9.2%となっています。
出典:マイインデックス
下記は1949年6月から2020年1月14日までのS&P500と日経平均70年間の推移です。
出典:マネックス証券
日本株は1970年代〜1980年代のバブル時は強かったがバブル崩壊後30年以上過去最高値を超えられてない
S&P500はブラックマンデーやリーマンショックなど数々の危機を乗り越えながらもずっと右肩上がりを続けている
日本株は鍋底だからうねりとりが必要です。
長期で持ち続けていても増えない可能性が高く、どちらかといえば上級者向けです。
安い時に買って、高い時に売る。上手に売り買いできればいいのですが、難しいのが現実です
その点、米国株は右肩上がりなので基本買って持ち続けるだけで資産が増えていくから初心者向けと言われます。
・日本株は上級者向け
・アメリカ株は初心者向け
☑️投資の神様といわれるウォーレンバフェットの名言
投資の神様ウォーレンバフェットが妻に残す遺書では、資産の90%をS&P500インデックスへ投資するようにと言うぐらいです
過去の実績から、いつどんな時期に投資を始めても15年以上投資すればほぼ100%でプラス収益になってきたのがS&P500です。
理由②今後も人口増で経済成長が見込めるから
アメリカは今後も人口増加が見込まれます。
アメリカは移民を受け入れる国で生産年齢人口は増加が見込めます。
下記は、国土交通省が出してる世界の人口推移の資料です。
出典:国土交通省
アメリカは今後も人口増加が見込めます。
中国は2031年をピークに人口減少に転じるとされています。
インドは2050年まで一貫して増加するようです。
出典:国土交通省
☑️日本の総人口推移
・2004年 1億2784万人
・2030年 1億1522万人
・2050年 9515万人
・2100年 4771万人
下記は総務省統計局が出してる主要国の人口ピラミッドの資料です。
アメリカは生産年齢人口が多く理想の人口ピラミッドをしています。
日本はいびつで生産年齢人口が少なく高齢者が多い人口ピラミッドであることがわかります。
過去や現在のアメリカの経済成長の実績、今後の人口推移をみてもしばらくは米国の経済成長が見込めます。
理由③法整備がされていて株主還元意識が高いから
アメリカには30年〜50年以上の長期にわたり連続増配の会社が数百社あります。
30年以上、中には50年以上と長きにわたり増配し続けてる企業。
アメリカの30年以上連続増配企業
・Procter&Gamble (65年)
・3M(63年)
・ジョンソンエンドジョンソン(59年)
・コカコーラ(59年)
・マクドナルド(46年)
日本の30年以上連続増配企業
投資を始める時は銘柄や投資タイミングを測る前に、どこの国に投資するかが最も重要です。
成長する可能性が見込める国や地域に資金を投下し経済成長を享受するのが大前提です。
現状、過去の実績や現状、今後の人口動態の予測、法整備など見ても、やっぱり世界の金融大国はアメリカです。
投資の未来は誰にも分からないしアメリカが絶対とは限らないです。
けど、消去法で見てどこか一つの国と言われたら、やっぱりアメリカは外せない。
いやいや、アメリカだけではどうしても不安だよという人は全世界の約9000銘柄に投資できるVTがいいでしょう。
世界運用会社の一つバンガード社が出している、VTというETFは世界中の企業へ投資ができます。
どうしてもアメリカだけは心配という人はVTも有力な候補でしょう。
・元本割れリスク
・為替リスク
・カントリーリスクなど
投資はさまざまなリスクがあるので、投資の判断はあくまでご自身の責任でお願いいたします。
まとめ:投資初心者はS&P500指数連動の投資信託(ETF)へ長期投資し経済成長の恩恵を享受しよう
投資初心者はいったい何に投資すればいいかをまとめてみました。
☑️本記事の結論
なぜS&P500指数連動の投資信託(ETF)への長期投資がおすすめなのか。
①長期で見ればずっと右肩上がりだから
②今後も人口増で経済成長が見込めるから
③法整備がされていて株主還元意識が高いから
どのS&P500指数連動の投資信託へ投資すれば良いか。
☑️S&P500指数連動の投資信託
・イーマクシススリムS&P500
・SBI・V・S&P500
☑️全米株式の指数へ連動した投資信託
・SBI・V・全米株式インデックスファンド
・楽天全米株式インデックスファンド
僕は最終的に
楽天証券、SBI証券どちらもS&P500指数連動の投資信託(ETF)へ業界最安値の手数料で投資できます。
✔︎口座開設に必要なもの
・顔写真付き本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)
・個人番号記載書類(マイナンバーカード、個人番号通知カードなど)
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・メールアドレス
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